魂になぜ鬼がいるのか、いまも考え続けていて答えが分からない。そしたら、本で目についた栖(すみか、ねぐら)はどうして西なのか不思議に思いはじめた。
『字統』では、栖は形声文字で「西は、鳥、巣上に在るなり」という記述がある。また「栖・棲は声義ともに同じ字であるが、栖の字を用いることも多く、またねぐらの意にはこの字が適している」とある。
だがよく分からない。 どうして西なんだろう。ねぐらは日が昇る東じゃなくて、古来日が沈む西に作られていたってことなんだろうか。