日本では第7次の感染拡大が止まらない。医療現場は逼迫し、治療を受けようとしても対応がままならなくなっている。高齢陽性者の介護の現場もこれまでになく疲弊している。
NHKのニュースを見ていたら、東京感染症対策センター(東京 i CDC)座長だという賀来満夫が、またまたまた感染拡大防止についてもっともらしいことを都の会議で語っていた。正確には誰かが書いたのであろう原稿を始終読んでいただけなのだが。
ところでこのおっさん、2020年3月に新型コロナの感染について、新聞のインタビューでこんなことを語っている。
「SARSは2002年11月に確認され、ピークは03年3~4月で同7月に終息宣言が出た。その例を考えると、今回は19年12月に始まったことから、20年4~5月がピークで、8月まで続くと推測する」
2年前の3月6日の記事
何言っているんだろう。「その例を考えると」って、類推の仕方が根本的に間違っている。いまも勝手な思い込みをもとに医療行政をミスリードしているんだろうか。
参照:https://tatsukimura.blogspot.com/2020/03/blog-post_5.html