2022年8月6日

彼女の詐欺より、美の基準の方が気になる

寝屋川市の女性市議が、コロナ禍で収益が減った福祉・医療関係施設向けの公的融資を利用し、仲介を装って施設側に融資を受けさせ手数料を詐取したとして逮捕された。

その詐欺の経緯などは報道されているとおりだが、僕が気になったのは「美し過ぎる市議」というメディアでの表現。

美しいかどうかは個人の主観だけど、あの程度で「美しすぎる」と言われたのでは全国の他の女性市議に失礼じゃないのかね。

そもそもこうした報道の根底には、議員になろうなんて女性が美人であるはずがない、という記者たちのお粗末な偏見がある。

メディアに携わる人たちは、そうした紋切り型の魯鈍な表現をいい加減にあらためるべきだ。