ベトナムは、モーターバイク社会だ。特に都市部では昼となく夜となく、小型バイクが所狭しと走り回っている。
朝夕の通勤だけでなく、聞くところによると、夕食後は家族で1台のモーターバイクにまたがり街中を走り回ることをよく彼らはやっているらしい。どこに行くというのではない。ただのレジャー、気晴らしだという。
そうした時ハンドルを握るのは、やっぱりお父さん。後ろにお母さんが座り、その間にひとり、あるいはふたりの子供がはさまれている姿が一般的。50ccのバイクに家族4人が乗って街中を走る。端からは決して安全には見えないが、子供らはみんな父親と母親を信頼しているのだろう。眠っている子供すらいる。これが家族団らんの秘訣かもしれない。
ベトナムの若い女性はポニーテールが圧倒的に多い。流行っているのか、ただ簡単だからかしらないけど。
そのためか、ベトナムのバイク用ヘルメットの後ろの部分は、その「尻尾」がちゃんと出るようにカットされている。ベトナムだけじゃないかな。少なくとも、日本にはこんなのない。なかなかかわいい。
2019-03-24
ホアンキエム湖の女子学生たち
日曜日の朝、朝食後、ハノイのホテルを出て近くのホアンキエム湖へ散歩に行った。
湖の周辺は週末らしく、若者がスポーツに興じたり、カラオケを楽しんだりゆっくりと時間を過ごしている。
歩いていると、白人のバックパッカーカップルがベトナムの女性たちに囲まれて、何やら立ち話をしている様子。近くを通りすがりにカメラを向けたらその中の1人がこちらにやってきて、5分だけ時間をもらえないだろうか、英会話の練習に付き合って欲しいと言う。
それにしても、日曜日の朝にこうやって大学生たちが観光客を練習台に英会話のトレーニングに励んでいるなんて。成長著しいベトナムのエネルギーのひとつと感じた。
日本でも昭和の時代には、英語を学ぶ学生たちがそうやって英語を使う機会をつくっていた頃があった。最近はどうなんだろう。よくは知らないが、日本ではそうした姿はもう見ることがないように思う。
今では英語を身につける方法はいくらでもある。アバター相手に英会話のトレーニングを受けるなど、ネットさえあれば英会話の練習方法は選び放題である。
だけどその一方で、ハノイの大学生たちが見せていた学びへの熱意を、日本の大学生は持っているだろうか。
10年後、世界で実際に活躍しているのは、きっと彼女たちの方だと思う。
2019-03-23
Cong Caphe コン・カフェ
コンカフェはベトナムで、特に若者たちに今人気のカフェ。コンカフェのコン(Cong)はベトコンのコンだ。
スタッフ(なぜか若い女性がほとんど)はみんな迷彩色のユニフォームを身につけ、店内のむき出しのレンガの壁には懐かしのプロレタリアートをイメージしたものが飾られている。
スタッフ(なぜか若い女性がほとんど)はみんな迷彩色のユニフォームを身につけ、店内のむき出しのレンガの壁には懐かしのプロレタリアートをイメージしたものが飾られている。
ハノイだけでなく、ホーチミン市やダナンにも支店があるらしい。
2019-03-22
ベトナムの小学校で
アジアの少数山岳民族の村を中心に、現地に小学校や中学校を建てる活動をしている NPO団体、アジア教育友好協会(AEFA)の人たちとベトナムを訪れた。
ここは、ベトナムのトゥエンクアン省カンバオ村の小学校。子供たちがかわいらしい。まさに絵に描いたような純真な瞳に、忘れていたはるか昔の懐かしい想いが押し寄せてくるような感じだ。
子供たちがいま学んでいる校舎は、米を収納しておくために村が造った倉庫を改修したもの。設備も教材も何もかもが我々の目からは間違いなく最低限のものだったが、それでも子どもたちの学ぶ意欲の輝きは何ものにも代えがたいものに映った。
2019-03-21
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