2026-06-03

政治家の「はぐらかし」が追求されない日本という国の不思議さ

「週刊文春」が4号連続でしつこく(もちろんいい意味で)高市総理の地元事務所が2月の衆院選などで他候補を中傷する動画を大量に作成して発信した件について報道している。

それによると地元の高市事務所の公設秘書が動画作成を依頼したことは明らかだろうと思われるのだが、高市総理は一連をすべて否定している、というか正しくは、認めていない。

そうしたことを陣営として行ったのかどうか問われたときは、行ったとも行っていないとも回答せず、「私は秘書を信じる」と答えた。回答をさけた「はぐらかし」だ。

国会質問で、「週刊文春」に掲載されたその動画作成に関わった人物の証言の是非について問われたときは、誌上で書かれたその証言内容について語ることなく、「面識のない方の名誉を傷つけることは申し訳ない」と、これまた完全に的をずらした答えを繰り出した。

もちろん確信犯だ。 

今回の事以外にも、こうした悪質な政治家の「はぐらかし」を目にすることがある。兵庫県知事の斎藤や東京都知事の小池の顔がすぐ浮かぶ。

兵庫県知事選にかかわる事件では、県議会議員や県職員が自死するということまで起こったにもかかわらず(というか、そうした重大な事柄が起こったからこそ)、それらへの関与を問われた斎藤は、自身が「関係していない」とは明言せず、「関係しているという認識はない」という表現に終始した。

後に捜査で事実が明らかになったときのことを考えての逃げ道の用意だ。「関係していない」と言ってしまうと偽証したことを問われるが、「関係しているという認識はない」なら、認識が違ってました、で逃げ切れると考えているのだ。

カイロ大学首席卒業という学歴の正否を問われたときの小池の対応も、また呆れるほど同類。

なぜ政治家というのはこうもずる賢いのか。そして、日本のメディアはなぜ、その多くがそうした稚拙なはぐらかしをしっかり糾弾しないのか。 

たぶんだけど、その背景の一つには、そんなこともういいじゃないか、彼女(彼)は総理(県知事、都知事)にまでなった人なんだから、という日本国民の、ありがたくも寛大過ぎる勘違いした心の広さがあるからかもしれない。 

2026-06-01

バイバイ、マイクロソフト

ある活動をエクセルのシートを使って記録をとり続けている。

月が変わり、新しいシートを作ろうとしたところ・・・できない。既存のファイルを開くことはできるが、修正も印刷も保存もできなくなった。Microsoft 365のアカウントが失効させられているかららしい。 

忘れてたが、勤務していた大学のアプリだったからだろう。仕方ない。 

それにしても2ヵ月で使えなくなるなら、それはそうと事前に知らせておいて欲しかった。2ヵ月という猶予期間の長さの問題ではなく、べつにそれが退職と同時でも構わないけど、いつから使えなくなるのか知っていおかないと事前準備ができないから。

ということで、表計算の新しいシートをまさに作成しようとしているところで、さてどう対応しようか考えてしまった。

方法はいくつかある。個人でマイクロソフト365を契約して利用するか、ソースネクスト製などの代替Officeアプリを購入するか、Googleドキュメントで代用するという手もある。 

個人でマイクロソフトと契約して利用者IDを手にすれば、これまで通りの使い勝手で継続利用できる。だが、昔からマイクロソフトという企業は嫌い。

どれにしようかと考えた結果、この際、新しいやり方にチャレンジしようと(ちょっと大袈裟だけど)Macに標準装備されているiWork(Pages, Numbers, Keynote)を使ってみることにした。何と言っても無料だし、この場でスグに起動できる状態なんだから。

iWorkを使ったことはない。これまで会社でも大学でも、MS-Officeがずっと基本アプリとされていたために、習慣的にそれに否応なく倣っていたためだ。

ちょっとおっかなびっくりでNumbersを起ち上げた。当然、最初は操作に戸惑うが、そもそも表計算のアプリで必要なことは決まっているので、求めるボタン(コマンド)がどこにあるのか推測しながら探しさせすれば、たいていは見つかるというもの。 

そうして、15分ほどでiWorkのNumbersアプリで表計算のシートを初めて作成し、プリントした。細かい仕上がりの調整の仕方はまだ分からないが、それはどうでもいい。そのうちに分かるから。 

それより、これまでの一つの惰性から抜け出たように思えて、嬉しい気分。