2022年8月2日

時刻表は、鉄道会社にとって最大の広告メディアなのに

都内に出るとき、たいていは新幹線を利用する。東京駅まで18分ほど。ゆったり新聞を広げて読むことができる。車中で飲食もできる。

だから、これまでどのバッグにも新幹線のポケットサイズ時刻表を入れてあった。だが、コロナ以来、JR東海はその時刻表の作成と配布を止めてしまった。

新型コロナ感染拡大は始まった頃は、国中で不要不急の外出を止めようという機運があったから新幹線のダイヤも間引きされ、通常の運行ができなくなったためそれも仕方なかった。

でも今は通常の運行に戻っているにもかかわらず、その時刻表の製作はしないらしい。同じJRでもJR西日本は作っているんだけどね。

JR東海は、それを一旦なくして以来、客はなくてもそれに慣れていると思っているようだ。そして、費用の節約にもなるなあ、と感じたのだろう。

だが、このB7版よりさらに小さいポケットサイズの時刻表は、新幹線を走らせる鉄道会社にとって顧客との最大のタッチポイントとなるメディアであることを、どうもJR東海は知らないらしい。