2010年3月30日

豊島美術館


7月から瀬戸内海の7つの島を結んで、瀬戸内国際芸術祭という催しが行われる。

その一つの豊島(てしま)では、美しい棚田をバックに美術館が建設されている。建物には柱を一切使わない特殊な工法を採用している。中の空間に相当するだけの土を盛り上げ、その上にコンクリートを流し、その後、なかの土を撤去して展示空間を作る。

工事にあたっている鹿島建設の関係者曰く「100階建てのビルを造る方がずっとラク」とのこと。

2010年3月28日

ゼミのOB会@高田馬場

27日の土曜日はゼミのOB会があった。3年前からこの時期に高田馬場で開催されている。その2日前の学位授与式の日に修了した2人も参加。さすがに外国からの参加はなかったが、鬼頭君は、この会のために京都から上京してくれてたみたいだ。そのうち、母国に帰った元留学生たちも参加してのリユニオンができるといいな。

2010年3月15日

税の申告で会社名について考えた

本日やっと確定申告の手続きを終えた。2月から先週まで海外出張していたため、作業が締切ぎりぎりになった。まあいつものことではあるが。

日本のサラリーマンのほとんどは税金が源泉徴収されたままで、自分が国や自治体にいくら税を払っているのかあまり考えたことがないはずである。

考える機会を与えられていないからというのが原因だ。確定申告の書類作成をすると、納税者としての意識が一気に上がる。確かに多少手間はかかるが難しいことではないし、そうした効果のためだけでもなるべく多くの国民が自ら税金の申告をするようにした方がいい。

ところで、申告書類を作成しているとき、はっと思うことがあった。「ジョインベスト証券」という証券会社名を打ち込んでスペースキーを押したところ、とんでもない変換文字が出てきた。

野村證券系のこの会社は、昨年、突然社名をジョインベスト証券から野村ジョイに変更した。ああ、なるほどと、その理由の一端が分かった。それにしても、大切な社名を決める時にもっとも基本的なチェックすら出来ていなかったとは。

2010年3月12日

テレビの画面サイズについて

ソニーが今年の6月に3Dテレビを発売すると発表したという記事を読んだ。パナソニックやサムソン電子などは、すでにそれぞれの計画を発表している。

ところで、ソニーが今回、国内で発売するモデルの画面サイズは、40型、46型、52型、60型の4機種とある。が、僕には大きさのイメージがまったく湧かない。この型とはインチのことで、画面の対角寸法を指していることは知っているのだけど。

日本人で40インチとか、46インチとか言われてその長さがピンとくる人は一般的じゃないはず。しかも、テレビはモデルによって縦横比が異なる。従来型のブラウン管テレビは4:3だが、ワイドテレビは16:9。また液晶やプラズマテレビはまた微妙に異なっている。

ちなみに、僕は自分がいつも見ているテレビが「何型」か知らない。テレビ本体にはそんな数字は書いてないし、なんせ10年以上前に買ったテレビのこと。だから、40型とか言われても、それが自分がいつも見ているテレビより大きいのかどうかも分からない。

もっと日本人に分かりやすい、直感的な基準を作れないだろうか。たとえば、日本人なら誰でも知っている郵便はがきを単位に表現したら親切かもしれない。はがき何枚分かといわれれば、僕たちには何となく面積のイメージが湧いてくる。

はがきの縦と横の寸法は、148ミリx 100ミリ。面積は148 平方センチ。例えば16:9比の60型テレビの画面サイズは、ほぼ67P。つまり、郵便はがき67枚分の画面サイズ。PはPostcardのこと。どうだろう。

2010年3月3日

The Howthorne Bridge


これが北米で最も歴史がある昇開橋のホーソーン橋。大型の船が河を通るとき、その一部分が垂直に上下する。古めかしくも、重厚な面影である。

2010年3月2日

nook

Lloyd Centerにあるバーンズ・アンド・ノーブルを覗いたら、電子ブックの nook がカスタマー・サービスのところに展示してあった。

事前予約での価格は256ドル。The World's Most Advanced eBook Rearder というのがそのポジショニングらしい。ディスプレイの下の部分に本や雑誌のカラー画像(表紙)が映るからだろうか。ただ、ということは、タイトル数ではアマゾンの kindle に劣っているのだろうなあと推測できてしまうのはどうなんだろう。

The Steel Bridge


昨日(現地時間で日曜日)は天気が良かったので、ポートランドのダウンタウン南東端にあるホテルから、ウィラメット川沿いに北へ散歩。橋を4つ分ほど越えてLloyd Districtという所まで行ったのだが、4つめの橋が歴史を感じさせる重厚な橋だった。その名もThe Steel Bridgeという簡潔な名で、1912年に建造されている。

昇開橋(Vertical Lift Bridge:真ん中部分が船の通行に際して垂直方向に昇降する)としては、北米で2番目に古い橋らしい。ちなみに一番古い昇開橋は、昨日最初に越えたThe Hawthorne Bridgeだそうだ。

また、この橋は2階建て構造で、下の部分には鉄道が走り、その脇を自転車や歩行者が通れるようになっている。上の部分はMAXと呼ばれるポートランド市内を走る路面電車と自動車用である。その意味で、世界で最もマルチ・モーダルな橋の一つとしても知られているらしい。