円安傾向が止まらない。タカ市政権が意図してその流れを強化しているのだから、当然と云えば当然だ。
ドルの値段が163円/1ドルを超え、円は1989年以来39年ぶりの安値レベルに落ちた。円の価値が上がる理由が見当たらず、それに市場が素直に反応している。
財源について語らないまま「責任ある積極財政」だとか、「骨太の方針」だとか、意味が分からない。
政府の施策に責任が伴うことは国民にとって自明のことで、わざわざ「責任ある積極財政」を標榜するってことは、これまでは責任というものが存在しなかったという事か?
言葉尻をとらえるわけではないが、「骨太の方針」というのも意味が分からない。骨太か骨細かの区別は一般の国民には関係ない。その方針は、国民が求め、必要としているものかどうかがすべてなのである。
タカ市は太いのが好きなんだろうが、それは自分の個人的な趣味にしておけばいい。
銀行口座に残高がほとんど残っていないのに、クレジットカードでどんどん買い物してたらどうなるか。やがて支払いができなくなり、信用を失い、金を借りることもできなくなり、最後には飯が食えなくなる。
円が売られ続けているということは、すでにそうした兆候に日本の経済が向かっているということ。
気分で選んだとしか思えない具体性の欠如した17の重点投資分野を掲げ、370兆円を越える投資を流し込むことで一部の企業に大金が分け与えられ、大もうけする連中も多々出てくるが、国民経済全体がそれで底上げされるほど簡単なものではない。
タカ市ら今の官邸のものの考え方とやり方では、例のCJ(クールジャパン)シンドロームを繰り返すだけだ。
今年後半、止まらぬ円安によって国内の倒産企業数が増えていくことが懸念される。