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2012年1月8日

ドバイのスークでナチュラル・バイアグラ

今日のコンファレンス・ディナーをもって、ドバイでの学会は無事すべて終了。学会からBest Paper Award(最優秀論文賞)をもらった。国際学会では、これで2度目だ。

開放感もあって、その日の夕方は時間を見つけてドバイの下町のスーク(市場)をいくつか巡った。スパイスを専門に扱うスーク、ゴールドやシルバーを扱うスーク、衣料品や食品などを扱うスーク、金物専門店の集まりなど、それぞれに特化していて特徴的でとても興味深い。

小振りながら薬品を扱う店が集中しているエリアもあった。店の入口に貼られた「Natural Viagra」に一瞬気持ちをそそられたが、何がナチュラルなのか分からなかったので結局手は伸ばさず。

ナチュラル・バイアグラ?

2012年1月7日

ドバイのフィリピン人

ドバイではサービス業には多くの外国人が従事している。UAEの近隣諸国からの人が多いようだが、フィリピン人もよく見かけた。宿泊したホテル(フランス系)のポーターやウエイトレスがそうだった。彼らは英語ができるからだろう。

また、ブルジュ・アル・アラブのSky View Bar で働いていたフィリピン人女性は、以前熊本のバーで働いたことがあると話してくれた。でも、そこは5ヵ月で辞めたらしい。ビザの関係か他の理由かは尋ねなかったけれど。一方、彼女はドバイではもう7年になるといっていた。いま働いているバーは、間違いなく世界のトップバーの一つ。彼女の給料がいくらかは知るよしもないが、熊本のバーよりこっちの方が働きがいがあるのだろう。

アラブ人の男性は思った以上にホスピタリティがある。一方、女性はあまりそうではない印象だ。何故か分からないが。推測だが、アジアからの働き手が多いのは、そうした背景もあるのかもしれない。

2012年1月5日

学会でドバイへ

国際学会に参加のためドバイに来ている。僕は中東を訪れたのは今回が初めてだ。といっても、ドバイが代表的な中東の地とは言い難いけど。ここは極めて人工的な街、そして国際的というか西洋的な場所である。

昨年の暮れに「ミッション・インポッシブル4」を観たこともあり、せっかくなので世界一の高さを誇るブルジュ・カリファの展望台(At the Top)にも登った(ガイドブックにはバージュ・ハリファと記されているが、現地の人はブルジュ・カリファと発音していた)。


トム・クルーズのお陰かどうか、観光客に大人気のスポットである。30分おきのタイムテーブルで予約を取っているが、それでもなかなか枠が取れない。当日は、予約時間の10分前に展望台入り口に行ったが、124階の展望台に着くまでなんと40分以上かかった。

集合場所がブルジュ・カリファとは離れたショッピングモールの1階であるうえ、展望台に登るエレベータが2基しかないからだ。しかも、12、3人ほどしか乗れない小振りのエレベータである。高速で昇降させるためにはその程度のサイズのものしか採用できなかったのかもしれないが、もしそうであれば台数を増やすべきだったろう。入場料金は、一人あたり日本円で3千円弱。事前の予約なしでチケットを買う場合は、その3倍以上の価格になる。

登った感想? 高い所から地上を見たければ、観光用のヘリに乗った方がいいかもしれない。展望フロアから降りる際にも30分ほど列に並ばされたこともあって、ちょっと辛口に。