あおぞら銀行(もとは破綻した日本債券信用銀行)の社員が、同僚社員が顧客の相続の処理に関して不適切な行為をしているのに気付き、上司に相談した。しかし、上司はその問題に取り合わなかった。そこでその社員は、銀行の内部通報窓口に状況を連絡した。
すると、その結果、その社員は報復と言わざるを得ない会社側の嫌がらせ行動に長年あわされたという。・・・ええっ?!
あおぞら銀行は、通報したその社員に対して「10項目の問題行為」とやらを指摘しはじめ(典型的なイチャモンづけだ)、懲戒処分に踏み切った。降格と減給も行ったという。また、従来の業務フロアとは異なる8畳の広さの小部屋へその社員を配置した。
その部屋に置かれていたのはパソコンのモニター、キーボード、マウスだけ。パソコンの本体はない。
それが3年3ヵ月も続いたと言うから酷いもんだ。
さらに驚くのは、裁判で一審の東京地裁はその社員からのパワハラ請求を全面的に退けたこと。その後、東京高裁で一審判決が覆ったものの、それでも裁判所はあおぞら銀行側からの「報復」があったとは言えない、とした。
裁判の場で、あおぞら銀行側が正直に「あれは会社からの報復でした」と自白するはずはない。代わりに銀行は、あらゆる手を講じて自分たちの行為を正当化しようとし不法行為をカモフラージュした。
しかも判決で出された慰謝料の金額は100万円。3年3ヵ月もの間、正義の社員に精神的苦痛を与え続けた慰謝料がたったそれだけだとは。米国なら1億円は下らないだろう。
この国の裁判官というのは日々何を考え、どういう生き方をしている存在なのか、強い疑問を感じる。
以下のURLは「コンプライアンス」と題した同銀行のウェブページである。
https://www.aozorabank.co.jp/corp/governance/compliance/
「可能性をつくる」のフレーズが聞いて呆れる。言ってることやってることが見事に違う。根本のところが腐ってるからだ。
日債銀の経営破綻後に新しい社名(あおぞら銀行)を設定するにあたり、この銀行はこう述べている。
社名は人々が思いを寄せる青空のように思いを共有できるクリーン・オープン・フェアな銀行でありたい思いを込めたものとし、ロゴマーク「フューチャー・ストリーム」(未来への潮流)は金融業の新たな可能性に挑戦する意思を込めた象徴とし、永遠を思い願うイメージの青色「エターナルブルー」を基調に未来への希望を生み出すエネルギーをイメージした下部から右上へ伸びる白い曲線をあしらい、菱形は知性と信頼を表すものとした(https://ja.wikipedia.org/wiki/あおぞら銀行)
クリーンで、オープンで、フェア? どの面下げて言うか。ジョークか。





















