ニューヨークタイムズが "100 Years of Women Who Changed History"と題する記事を掲載していた。
https://www.nytimes.com/interactive/2026/03/06/obituaries/archives/notable-women-deaths-obituaries.html
著名な女性たちの100年にわたる死亡記事を見直し、彼女たちがどのように記憶され、また歴史が語らなかったかもしれないことを明らかにする、というのがその特集記事の趣旨だ。
各国、各界の女性が取り上げられている。著名な夫(たとえば政治家や音楽家、画家)の裏には彼女たちの貢献、あるいは、実は彼女たちがその功績の主人公だったといった話も多い。
音楽分野では、マリア・カラス、ティナ・ターナー、そしてエイミー・ワインハウスが取り上げられていた。あ、それからビリーホリデーも。
そうした歴史の記憶のなかに残る女性100人の中に一人だけ日本人がいた。笹森恵子(ささもり しげこ)さんである。
彼女は13歳のとき、広島で被爆。上半身に大やけどを負い、ケロイドで口や手などを自由に動かせなくなった。その後、協力者の力によってアメリカで皮膚移植の治療を受け、その後現地で看護を学ぶ。アメリカの病院で働きながら92歳で亡くなるまで、核廃絶を訴え続けた。
https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009250754_00000
反戦や反核を訴えてきた女性は他にもいたはず。だけど、いまのアメリカの政権下で反戦に関わった女性をヒロイン扱いするのが難しかったのか。
広島での実際の被害者である日本人を取り上げるが精一杯だったのだろうか。
だとすると、今のアメリカの現状は何ともはやとしか言いようがない。