2012年5月8日

Blue Man Group

Lafayette Street のAstor Place Theatre (なぜか綴りが英国式だ)にブルーマン・グループを観に行った。日本で見逃したまま、東京公演は3月末日で終了してしまったからだ。http://blueman.jp/dir/news/2011/09/27/2012331/#page

全編にユーモアがと知性が感じられる、誰でもが楽しめるショーである。言葉を排し、身振りと表情、そして楽器(打楽器)を中心に客席とコミュニケートしていく。良く練られた構成と完璧なまでの演出、そして洗練されたパフォーマンスと演奏に驚く。

東京公演は終わってしまったが、現在米国内5カ所とベルリン、そしてノルウェイのクルーズ船上で公演が行われている。出演は3名のブルーマンたちとバック・ミュージシャンが3名。

出演者はすべて「ブルーマン」で、個々の役者は前面には出ない。何もしゃべらない青塗りの3人だから、背丈や体つき、全体の印象でしか判別できない。劇場でもらったプログラム(Playbill)によると、製作・制作・脚本の欄に3名の名前があり、ブルーマンの欄にはその3名を含む11人の名が記されている。

ショーはパッケージとして固まっているので、どこにでも持って行けそうだ。ビジネスモデルとしても面白い。

ショーが始まるまでステージ上のスクリーンに投射されていたメッセージ。

ショーが終わった後、劇場ロビーで彼らの一人と写真を撮らせてもらった。