2012年5月15日

キングストンでもラジオ体操(ジャマイカ /1 )

ジャマイカの首都、キングストンに来た。ニューヨークからのフライトはほぼ満席で、乗客のほとんどが黒人(完全な白人ではないという意味)だった。

夕方の散歩の途中、キングストン市内のEmancipation Park(解放公園)でiPhoneのスピーカーから伴奏を流しながらラジオ体操をする。ラジオ体操をするのは、日本を離れてからの日課になっている。あまり健康に気を遣う方ではない僕の唯一の健康法である。

周りから、子どもたちが寄ってくる。素知らぬふりして、体操を続ける。

彼らは最初、まるで見せ物の猿でも見るかのようにこちらを眺めているが、そのうち何人かが面白がって真似を始める。他の子どもたちはそれを見て大笑いしながら、やがて自分たちも一緒にラジオ体操(の真似ごと)を始める。

ラジオ体操を終えたあと、そいつらの方を向いて拍手をしてやると、彼らも喜んで一緒に拍手をする。