2026-10-03

電話番号を6つ求められたはなし

先のブログ記事で電話番号について書いたが、以前、ある契約に関して電話番号を6つ求められたことあったのを思い出した。

その契約というのは、当時住んでいたマンションの敷地にある駐車スペースの賃貸契約である。クルマ1台分のスペースを借りる手続きをするため、当時住んでいた武蔵小杉駅前の不動産管理会社を訪ねた。

タイセイハウジー武蔵小杉支店というその店から渡された1枚の用紙には、住所と署名のほか、僕の自宅電話番号、携帯電話番号、職場の電話番号、そして連帯保証人についても同様の3つの電話番号、都合6つの電話番号を記入するようになっていた。

たかが自分が住んでいるマンションの駐車スペースをひとつ借りるだけのことなのだが。 

どうして6つもの電話番号が必要なのか問うたところ、その管理会社の窓口担当者曰く「何かの時に確実に連絡がとれるようにするためです」と。一方で、こちらが知らされている相手の連絡先は1つだけ。その電話番号は、彼らの休業日はもちろん、その事務所の営業時間外は繋がらない。 

こうした非対称性はおかしい。相手側のロジックに倣えば、こちらからだって急に連絡をとる必要がある場合だってあるだろう。だから、お前と所長の自宅番号と携帯番号をそれぞれ教えろと言ってやった。それならおあいこだからね。

「それはお教えできません」と突っ張ってくるのはもちろんこちらも分かっていたが、グイグイ理屈で執拗に主張し続けてやったヨ。いまならカスハラって言われるんだろうけど。

日本の企業は顧客の個人情報の保護に無頓着すぎるし、明らかに不必要な余計なまでの顧客情報を取らないと気が済まない(気が休まらない)らしい。それは物事の意味を考えるということをしていない証拠だ。

2026-10-02

日常茶飯事になった情報漏洩にどう対応するか

先月28日に「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」と題したメールがタイムズカーから届いた。

免許証の画像も漏洩情報に含まれてるようで心配していたら、その続報で具体的な漏洩内容を知らせてきた。

お客様におかれましては、タイムズカーのご利用にあたりご提出いただいた個人情報が漏えいしていたことが確認されましたので、お詫びとともにご報告申し上げます。
 
<今回の事象により漏えいが確認されたお客様情報一覧>
・氏名
・法人会員様の所属部署名(※ご登録いただいていた場合)
・住所
・生年月日
・電話番号
・メールアドレス
・運転免許情報
・本人確認書類情報(運転免許証画像)

※外部専門機関の調査結果を踏まえて、2週間程度を目処にあらためてご報告させていただきます。
新聞などでも報道されているとおり、なりすましでクレジットカードを作るに十分な内容だ。参ったね。

メールからはタイムズカーの対応に向けた真摯さは伝わってくるものの(そうしなきゃビジネスが完全に潰れるからね)、不安は消えない。

僕の場合、そうした企業への登録メールはすべて個別設定のmasked emailを用いているので、もしそのアドレス宛にどこかからメールが届いた場合は元がすぐ分かる。fastmailならそうしたメールが無制限に簡単に作れ、また削除できるから便利だ。

名前も本名の漢字ではめったに登録しない。部分的にカタカナにしたり省いたり、また漢字を偽装することで情報が漏洩、あるいは売買された際も、なるべく本人の確認がされないように気をつけてる。

登録に必須だとして求められた電話番号は、スマホに入れてある格安の050のセカンドナンバーを使ってる。この番号にかかって来た通話には応答することもなければ、留守電に録音することもない。

これらは安心して毎日を静かに暮らすための方策であるが、それにしても面倒くさい厄介な世の中だ。 

結局、企業は顧客から余計な個人情報は取らないこと、顧客は企業を盲信したり言われるままの行動を取るのではなく、リスクを想定しながら自分で考えて対応することが肝心なのであろう。