2026-10-11

信頼社会が崩壊しつつあるのかもしれない

2週間ほど前から不正アクセスによる個人情報の漏洩が相次ぐようになった。専門家によれば、直近の不正アクセスの手口は新手のものではなく、これまでと手法は変わらないという。

ただしAIを利用することで、24時間自動で攻撃が行われるようになったのが新しいのだとか。AIは超効率的にしかも休むことなく攻撃し続ける。これはもう防御側は追いつかない。

今から4ヵ月前の6月、アフラック生命保険社が不正アクセスによって顧客の個人情報を流出させるという事件が発生している。その顧客数、およそ440万件。うち数十万は、契約者の銀行口座についても流出した。しかも同社は、顧客の個人情報が外部に漏洩したことに2週間も気づかなかった。

こうした大規模な漏洩事故、いや事件が発生していながら、ほとんどの企業はそれは他人ごとであって自分たちは関係ないと高を括っていた。それらが最近、一斉に狙われた。

まだまだ情報漏洩は続くのだろう。われわれの社会は多くの面で「信頼」をベースとして成り立っている。それが一気に崩壊しつつあるような気がする。この後、われわれの社会に何が起こるのだろう。