先のブログ記事で電話番号について書いたが、以前、ある契約に関して電話番号を6つ求められたことがあった。
その契約というのは、当時住んでいたマンションの敷地にある駐車スペースの賃貸契約である。クルマ1台分のスペースを借りる手続きをするため、当時住んでいた武蔵小杉駅前の不動産管理会社を訪ねた。
タイセイハウジー武蔵小杉支店というその店から渡された1枚の用紙には、住所と署名のほか、僕の自宅電話番号、携帯電話番号、職場の電話番号、そして連帯保証人についても同様の3つの電話番号、都合6つの電話番号を記入するようになっていた。
たかが自分が住んでいるマンションの駐車スペースをひとつ借りるだけのことなのだが。
どうして6つもの電話番号が必要なのか問うたところ、その管理会社の窓口担当者曰く「何かの時に確実に連絡がとれるようにするためです」と。一方で、こちらが知らされている相手の連絡先は1つだけ。その電話番号は、彼らの休業日はもちろん、その事務所の営業時間外は繋がらない。
こうした非対称性はおかしい。相手側のロジックに倣えば、こちらからだって急に連絡をとる必要がある場合だってあるだろう。だから、お前と所長の自宅番号と携帯番号をそれぞれ教えろと言ってやった。それならおあいこだからね。
「それはお教えできません」と突っ張ってくるのはもちろんこちらも分かっていたが、グイグイ理屈で執拗に主張し続けてやったヨ。いまならカスハラって言われるんだろうけど。
日本の企業は顧客の個人情報の保護に無頓着すぎるし、明らかに不必要な余計なまでの顧客情報を取らないと気が済まない(気が休まらない)らしい。それは物事の意味を考えるということを放棄している証拠だ。