2012年11月2日

停電が続く

今回のハリケーン・サンディは、ニューヨークのライフラインをずたずたにした。

今も63万世帯に電気が供給されていない。クイーンズやニュージャージーに住む知り合いだけでなく、金融街で知られるウォール街に住む友人のアパートでも電気と水が止まったままだ。しかも、マンハッタン内のホテルに避難しようにもどのホテルもいっぱいで部屋が取れないという。

マンハッタンの北側に位置する住宅地に住む知り合いのところも、ずっと停電が続いているようである。ハリケーンによる倒木で電線が切れたのだろう。

テレビのニュースで、電力会社のコン・エジソンが停電している地域に氷とドライアイスを配っているのを見た。冷蔵庫内の食品が腐るのを防ぐためである。

タイムズスクエア(42丁目)以北は地下鉄が走り始めた。バスの運行も再開している。今日、バスでミッドタウンまで行ったのだが、すべて無料で運行している。帰りの地下鉄も無料だった。地下鉄やバスを運行しているNY交通局のせいで交通手段が止まってしまった訳でもないのだが。