2012年6月27日

グランド・セントラル駅構内のアップルストア

楽天の関連会社が年に一度NYで開催するイベントがニューヨークの老舗ホテル、ウォルドルフ・アストリア・ホテルで開かれ、僕も招待してもらったので出かけてみた。参加者は500名ほど。日本から楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷氏がやってきてスピーチしていた。

その帰り、グランド・セントラル駅でアップルストアに立ち寄った。 東側のテラスの大部分をいまアップルが使用している。展示レイアウトは他のアップルストアと共通していて、ゆったりした空間のなかで客は自由にアップル製品にさわり、操作することができる。

週末の新聞に、アップルの店員の給料に関する記事が掲載されていた。アップルストアの多くの店員は時給ベースのアルバイト。平均時給額は、11.9ドル。売上に応じたコミッションなどの追加はない。他の小売店で働く店員と比べて決して高い給料とはいえないなか、スタッフの高いロイヤルティをどうやって保っているのか、ずっと不思議に思っている。いくつかポイントがあるのだろうが、(彼らのとっての職場である)ストアのデザイン、立地、雰囲気も重要な点であることは間違いない。