ワシントンDC市内のフランクリン・スクエアで、セグウェイの練習をしている5名ほどに出会った。街中をひとりで颯爽とセグウェイする若い女性も見た。
セグウェイは、ワシントンDCの街によく似合ってる。NYほど交通量が多くなく、道に穴ぼこやこぶが少なく、きれいに舗装されていて走りやすい。それにバリアフリーが徹底されていて、車道と歩道が段差なくつながっているからだ。
セグウェイが日本の公道での走行が認められていないのは、何故だろうか。自転車ほどスピードがでず、とても安全なのに。環境への負荷も少ない。セグウェイを使うためには20センチほどのステップへの上り下りさえできればOK。足腰の弱った人でもこれで外出でき、行きたいところにいける。
電動車椅子とセグウェイは何が違うというのだろう。座って乗るか、立って乗るかの違いしかないはずだ。行政の「何かあったら自分たちの責任になる」という、新しいものへの理屈抜きの抵抗感とリスク意識だけが妨げとなっている。
日本でも地方の観光地が、特区としてセグウェイでその街や観光名所を巡ることができるように規制緩和するとか考えてみればよいと思う。