2012年4月23日

Tribeca Film Festival

トライベッカと呼ばれるマンハッタンの南西の先っぽ辺りの地域を中心に、トライベッカ・フィルム・フェスティバルという名の映画祭が開催されている。これは、俳優のロバート・デニーロらが若手の映画作家や俳優を支援する目的で始めたもの。13会場に分かれて4月19日から29日まで開催されている。

映画の上映が中心だが、トークショーもいくつか行われている。そのなかのひとつ、マイケル・ムーアとスーザン・サランドンのトークショーに出かけてみた。スーザンがインタビュアーとして、マイケルにインタビューするという趣向である。

マイケルは次の作品のテーマを聞かれて、昨年9月以降ウォール街を中心に"We are the 99%" をスローガンに行われている抗議運動「ウォール街を占拠せよ」をテーマに考えていると話していた。楽しみだ。

ところで、今日は僕がNYに来てから初めての雨らしい雨の一日だった。これまで1ヵ月半以上、ほとんど雨に降られなかったのが不思議なくらいだ。会場の出口で、また帰りの地下鉄のなかでも気付いたのだが、こちらの連中は折りたたみ式の傘が多い。きちんとした傘を持ち歩く習慣がないのか、嫌いなのか。小雨程度だと、濡れても気にしない人も多い。