散歩の途中に見た懸垂幕。誰に向けてのメッセージだろう。家の持ち主が書いたのか、それともリフォーム会社のアイデアか。
写真を撮りながらそんなことを考えていたら、近くにある県立高校の女子高生2人が「はずして欲しい・・・」って言って笑いながら僕の横を通り過ぎていった。通学途上、毎日これを目にしているんだろう。
高校生の時って、<夢を実現して欲しい>とか<希望を叶えて欲しい>とか、人生のなかで一番言われる時期のような気がする。大人の目からは、これから何でもできるという可能性がもっとも詰まった年頃だと見えるんだろう。
でも高校生からすれば、そういうことを言う人に限って夢や希望ともっとも縁遠い大人だったりしてね。だから<夢>を大書されると恥ずかしくて仕方ないのかも知れない。