2025-06-17

「世界の果てからこんにちはⅠ」

早稲田大学の南門通りにある早稲田小劇場どらま館がリニューアル10周年を迎えた。そして、もともとその地に芝居小屋「早稲田小劇場」を構えていた鈴木忠志がSCOT(Suzuki Company of Toga)を利賀に立ち上げてから50年目。

その節目の年ということで、早稲田小劇場どらま館で「世界の果てからこんにちはⅠ」の映像上映会が行われた。

早稲田小劇場どらま館

今回の記録映像は2023年の利賀での同作品の上演風景。ステージの後ろに広い池が配置され、そのさらに背面には利賀の山なみが控える円形劇場である。むかし演劇際(利賀フェスティバル)を現地に観に行った夏のことを思い出す。

「世界の果てからこんにちはⅠ」

昨年暮れは帰国していた折に「世界の果てからこんにちはⅢ」を都内で観る機会があった。が、やはり、鈴木演出の芝居は室内の劇場ではなく、利賀の屋外劇場で観るのが本道と再認識。 

吉祥寺シアターでの公演