5年に一度の運転免許の更新の時期が来た。またあの「安全講習」と称するビデオを見るのだろうか。そして「安全協会」とやらへの入会の勧誘も。
それがなければ車を運転することが許されず、社会生活をする上で身分証明書となる運転免許証なので四の五の言わず更新には行く予定だ。ただ有無を言わさずレールに乗せられているようで、毎度毎度の事ながらこの更新はすっきりしない。
運転免許でふと思い出して、机の引き出しの奥を探してみると英国の運転免許証(UNITED KINGDOM DRIVING LICENCE)が出てきた。日本のようなカードではなく、ミドリと薄赤色の紙を折り畳んだもの。
この免許証を現地で取得したのは今から34年前。なぜ今も持っているかというと、免許証として今も有効だから。記された有効期限は、僕が満70歳になる前日になっている。なんと鷹揚な取扱いだろう。
実際に使ったことはないが、欧州域内でもこの免許証で車を運転できるのかな? どうなんだろうか。