三井住友銀行から「貸金庫借用に関する申告書」という文書が郵便で届く。
文書の宛先は株式会社三井住友銀行御中となっており、利用者が各項について「やりません」と申告するものだ。返送用文書に「〇〇宛」でなく「〇〇御中」と脇付をつける銀行の感覚は相変わらず一般常識からずれているが、この銀行に自覚はないのかな?
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昨年夏、三菱UFJ銀行で同行社員が何年間にもわたって支店の貸金庫から客の金品(17億円相当以上)を盗んでいたことが発覚した。
そこで現金などを客に預けさせないようにするという対応なのだろうが、銀行内で社員教育を始めとして、どのような具体的な再発防止策をとることにしているかについては、送付されてきた文書に何も記載がない。
不祥事が起きたのは、利用する客のせいと考えているのだろうか。
利用者の署名を求めるその申請書の遵守事項1には、「・・・現金や、その他不正利用防止の観点からリスクが高いものは格納しません」という文言があったので、「その他」とは何を指しているのか銀行に問うてみた。
すると銀行側の回答は「現時点では外貨と違法薬物」だという。だが、外貨は現金のひとつ。また、違法薬物は遵守事項3に該当するので、すでに包括されている。
彼らが文書に書いた「その他」とは何なのかしつこく訊ねたら「今後、当行がリスクが高いと考えるものがあるかもしれませんので」との回答。
おいおい、ちょっと待てよ。それが何なのかを示さないまま、あらかじめ客に「やりません」と申告だけさせ、その具体的な内容はあとで自分たちが勝手に決定するという考えは常識で考えればオカシイだろ。
よくもまあ、そんないい加減で利用者無視のやり方ができるもんだ。
