というわけではないが、2年ほど前に同年代の有志で読書会を始めた。昨日の最終回の会合で取り上げた『ディスタンクシオン』は大部であるだけでなく、文章の難解さでたいそう難渋したが面白かった。
初回のスピノザを皮切りに、ニーチェ、パスカル、カミュ、マルクス・アウレリウス、プラトン、カント、ルソー、ハンナ・アーレント、オルテガ・イ・ガセット、ハヴェル、カイヨワ、マキアヴェリ、V.E. フランクル、レヴィ=ストロース、ブルデュー他を読んだことになる。
書かれた時代も場所も違うにもかかわらず、読書会を続けていくとこれらの著者の本が毎回、さまざまな形で繋がっていくから不思議だ。