2022年3月11日

ドイツには何があるのか

下図は、ユニセフ(実査はギャラップ)が21ヵ国を対象に「今後、子どもたちは今より豊かになるか、貧しくなるか」という質問調査をおこなった結果だ。

日本は、これらの21ヵ国のなかで「豊かになる」と答えた割合がもっとも少なく、そして「貧しくなる」がもっとも多かった。スペインが日本と極めて近い傾向を示している。

「豊かになる」の回答が少ないのは、その日本とスペイン、フランス、英国といったした国々である一方、「豊かになる」と答えたのはインドネシア、エチオピア、バングラデッシュ、ナイジェリアなどの開発途上国。

そうした中でいちばん特徴的なのが、ドイツだ。先進国のなかで今後より豊かになると答えた人の割合が一番高く、日本の2倍ちかい。

ドイツ人がそれほど国民性で「楽観的」な人たちとは思えず、彼らがそう答えた理由に興味がある。