2021年1月12日

8時閉店なら、4時から呑もう

緊急事態宣言の発令で、首都圏に加えて大阪、兵庫、京都でも飲食店の営業が午後8時までに制限されるようになった。しかも酒類の提供は7時までで、居酒屋など飲食店はたいへんである。


午後8時閉店であろうが12時閉店であろうが、仕込みは同様にしなければならない。店内で働く人手の確保も必要になる。そうした手間を払った上での8時閉店営業では、利益はまともに出ないだろう。

お客さんに「開けてます」と伝え、なじみ客のこころを少しばかり動かすだけの営業である。飲食店は厳しい状況だ。

自分も含めて周りの勤め人たちは、通勤がなくなって時間的なゆとりができている。

例えば往復2時間かけて都内のオフィスに通っていた友人のAくんは、リモートワークのおかげで朝1時間ゆっくり起きることができるようになり、また夕方の犬の散歩に1時間早く出かけられていると喜んでいた。

以前、9時から5時まで会社で勤務していた彼は、朝8時前に自宅を出て、午後6時過ぎに帰宅していた。多くの方とさほど違わないんじゃないか。

だったら、自宅で朝8時に仕事に取りかかり、4時に仕事をしまえばいい。そして、それから近くに呑みに行くのだ。

これまでの会社帰りの一杯のようなサラリーマン飲みではない。一人で静かにやればいい。これなら、8時閉店でも別に困ることはない。店も助かる。

さあ4時になったら、呑みに出ようよ。