2021年2月22日

Radikoに「CMフリー」サービスがあればいいのに

Clubhouse の利用者が日本でも増えている。テキストの書き込みができない、音声のみ利用可能な真のチャットツールである。

その背景には、ズームなど画像を伴うコミュニケーションツールにない気楽さ、つまりカメラ画像がないのでどこにいても、どんな状態でも利用できるメリットと、テキストにはないライブ感のあるコミュニケーションを期待する利用者のニーズがあったのだろう。

僕をClubhouseに招待してくれた友人は、「クラブハウスって何」と問う僕に対して「おしゃべり中心でやっている、まあAMラジオの超ミニ版という感じですよ」と説明してくれた。以前ラジオ番組を持っていた僕のことを思い出して、そう説明してくれたのかも知れない。

ラジオと云えば、Radikoの利用者が増えているらしい。僕もほぼ毎日、ラジコでラジオ番組を聴いている。たいていは朝、歯を磨きながらだったり、掃除しながら、あるいは台所でコーヒーを入れながらなど、家の中をウロウロしながら手を動かしながらの「ながら聴取」だ。

自分の気に入ったいくつかの番組を主体的に選んで聞いているので、そもそも番組内容そのものには大きな不満はないのだが、途中ではさまれるCMが時折鬱陶しい。とりわけ、頻繁に流れる「過払い金取り戻します」という司法書士事務所のCMには辟易している。

生理的に合わないので、そのラジオCMが流れ始めると音声をオフにする。しばらくしてオンに戻すが、よく戻し忘れる。

そこで、聴取料を取る代わりにCMフリー(CMなし)で聴けるサービスを提供してくれないものかと思っている。

広告料収入が減る分は、リスナーの聴取データはすべて捕捉しているはずだからそれに合わせて各局に後で収益を配分すればいいだろう。

今ラジコで、聴取エリアにかかわらず全国の放送局が聴けるエリアフリーの利用料が350円。比較になるかどうか分からないが、WOWOWは視聴料2,300円で放送番組とオンデマンド配信のすべてを見られる。それらから考えると、僕は聴取料毎月1,000円ならラジコのCMフリーを歓迎したいと思っているがどうだろう。