ペルー出身の女性がインタビューに応えていた。彼女は日本の大学で講師を務めている38歳の女性。来日して22年になる。
そんな彼女が「市役所や銀行で使われる言葉は敬語も多く、丁寧すぎて一番分かりにくい。やさしい日本語を使ってください」と語っていたことに考えさせられる。
丁寧な日本語か、やさしい日本語か。決まったルールはもちろんないが、相手に合わせて話し方や使用する語彙を使い分けるのが当然だろう。組織からおしえられた話し方を盲目的に身につけるだけで、相手に伝わらない日本語を使っているとしたら恥ずかしい。