「万博会場の隣接地で5年後に開業が予定されているカジノに行ってみたいですか? 行ってみたくないですか? その理由も聞かせてください」
というアンケート調査を一般社団法人サービス総合研究所が行った。対象エリアは全国で、回答者の性別や年齢などの制限はなし。
結果は、行ってみたいと思わない95%、行ってみたい5%だった。
行ってみたいと思わない理由は、「カジノに興味がない」が圧倒的だった。他には「ギャンブルはきらい」「胴元に(賭けで)勝てるわけないのが分かっているから」「博打ごとは怖い」など。
行ってみたい理由は、「一度のぞいてみたい」「関西地域に住んでいるから」「カジノを経験してみたい」など。
5%のカジノ肯定者も決してレジャーとして認めているわけではなく、好奇心から一度くらいは、といった感じである。
国や大阪府は今からでも遅くない。カジノを中心に据えたIRの建設計画を根本から再検討するのが賢明な策である。