パーティーによる自民党議員の裏金作りの追及を受けて、岸田首相がすべての派閥パーティーの開催自粛を指示した。
これは、あきらかな問題のすり替え。対応しなくてはならないのは、そういう事ではないはず。
それで思い出したのが、勝新の「もうパンツをはかない」発言だ。
1990年、勝新太郎がハワイ・ワイキキの空港でマリワナとコカインを所持していたことで捕まった。それらを下着に隠して日本に持ち帰ろうとしたのを見つけられたのである。
現地で記者会見が開かれたとき、勝は「なぜ、パンツの中に入っていたかわからない。今後は同様の事件を起こさないよう、もうパンツをはかないようにする」とコメントした。
彼らしい「名(迷)セリフ」である。みんな笑った。名役者らしい「芸」があった。
岸田首相も国民を目くらまそうとするなら、少しは見習ったらどうだ。