2012年8月6日

Into the "Rain"

セントラル・パーク内のデラコルタ・シアターで行われている恒例の野外劇「シェークスピア・イン・ザ・パーク」が、50周年を迎えた。今年はシェークスピアの戯曲「お気に召すまま」とスティーブン・ソンドハイムの「Into the Woods」の2演目が用意された。

無料だからというのではなく、ニューヨークの夏の風物詩としてとても人気があるため、チケットを入手するのはかなり大変。それでもやっと今日の分を2枚手に入れることができた。開場が午後7時半、時間通りに門の前に並ぶ。ところが、なかなか開門しない。

やがて頭上の雲行きが怪しくなってきた。主催者は開演するか公演中止にするか検討しているらしい。何といっても野外劇だ。雨の中では行えない。開演予定時刻の8時になってもまだ開場しない。雨が降ってきた。雨脚が次第に強くなってきて、雷も鳴り始めた。スタッフが案内してまわり始めた。9時まで様子をみて、それから今日の公演を開演するかどうかを決定するらしい。

結局、門の前で1時間半待たされたあげく、9時に今日の公演は中止と決定された。

使用されなかったチケット
6月公演の「お気に召すまま」