2012年8月21日

リマからクスコへ(ペルー /1)

朝9時15分リマ発の飛行機でクスコ(Cusco)へやって来た。標高3300メートルの地である。

クスコは、インカ帝国の中心地として栄えた場所。写真は、クスコの中心部であるアルマス広場の近くで見かけた民族衣装をまとった2人の女性。親子だろうか。おばあちゃんはなぜか山羊の子どもを抱いて座っている。足下のスニーカーが軽快そう。

クスコでの昼食は、アルパカ・ア・ラ・プランチャというアルパカの肉を炒めたものに野菜とライスを添えたものを注文した。アルパカはここクスコなど山岳部では一般的な食材。マトンのような匂いと多少しわしわした歯ごたえ。アルパカの顔が浮かんできて、結局少ししか食べなかった。

ランチをとったレストランから、町の中心部であるアルマス広場を見下ろす。

ペルーには犬がたくさんいる。どの犬も放し飼いである。首輪すらしていない。町の風景として自然に溶け込んでいる。犬たちは人に吠えたりせず、また犬同士で喧嘩することもない。とてもおとなしい。平気で人が行き来する足元で横になっている。

サント・ドミンゴ教会の回廊。この教会は、インカ帝国時代はコリカンチャ(太陽の神殿)と呼ばれる神殿だった。リマの空はいつも曇っていたが、標高の高いクスコの空は青く澄んでいる。

日暮れ後の町の路地。

クスコのシンボルの一つであるカテドラルの塔