毎年12月3日は、国際障害者デー。障害者問題への理解促進、障害者が人間らしい生活を送る権利とその補助の確保を目的とした国際的な記念日だ。
それにタイミングを合わせてか、アップルが新しいコマーシャルを作った。「I am the greatest」と訴える音楽をバックにさまざまな障害者が登場する。どの障害者も活き活きしている。
仕事に向かう彼ら、化粧をする彼ら、クルマを運転する彼ら、アーティストとして作品作りに打ち込む彼ら、仲間と一緒に学校でチアリーディングをする彼ら、ステージで演奏する彼ら。
社会の中に溶け込んでいく障害者らの姿と、それをサポートするアップルのアプリ。障害者の姿を紹介するとともに、ボイスコントロールや音声認識、ドア検知などの最先端機能をうまく見る者に理解させている点でもよくできている。
歌の中で繰り返される「I am the greatest」は、モハメド・アリの言葉。そしてコマーシャルの最後のキメのメッセージ「I shook the world」も彼の言葉である。