彼は、いつもニューヨークの地下鉄42丁目駅(タイムズスクエア)のプラットフォームで歌っている。
駅のホームで歌うのは、もっぱら古いR&Bの曲。その心を打つ歌声に、通りすがりの多くの客が足を止めて聞き惚れる。昔は歌手としてハーレムのコットンクラブなどでも歌っていたらしい。
商売道具のアンプとスピーカーをカートに積んで週に7日、ハーレムからやって来る。BGMは、今ではなつかしいソニーのディスクマンから鳴らしている。
少ない日でもチップは150ドルくらいになるらしい。(YouTubeのタイトルはホームレスとなっているが、彼はホームレスではない)
日本の地下鉄にもしこうしたおじさんがいると、みんなびっくりするだろうなあ。
だけど、その見事な歌声にみんなが肝をつぶす前に、駅員たちから追い払わらわれてしまうのだろうけど。