インターネット上で、有料無料問わず各種サービスを利用しようとすると、必ずと言っていいほど「利用規約」だの「プライバシーポリシー」や「個人情報の取扱い」といった長々とした文章を読まされる。
金融機関のサイトはなおさらで、各種規約を読んで「読みました」というチェックを付けないと先に一歩も進めない。消費者保護の観点もあるのだろうが、やり方は明らかに現実離れしている。
先日、ある情報サイトを利用するに際して相手から提示された「利用規約」を、自分で読むのは億劫なので生成AIに読ませ、注意点を指摘するように言った。すると、こんなコメントが出てきた。
金融機関のサイトはなおさらで、各種規約を読んで「読みました」というチェックを付けないと先に一歩も進めない。消費者保護の観点もあるのだろうが、やり方は明らかに現実離れしている。
先日、ある情報サイトを利用するに際して相手から提示された「利用規約」を、自分で読むのは億劫なので生成AIに読ませ、注意点を指摘するように言った。すると、こんなコメントが出てきた。
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✅ 注意が必要な条項とポイント
1. 利用規約の一方的変更(第3条)
• リスク:🌑🌑🌑は利用者の事前承諾なく、いつでも規約を変更可能です。
• 注意点:不利益な変更については告知義務がありますが、利用を継続することで自動的に同意したとみなされる点は留意が必要です。
2. 会員登録の取消・強制退会(第5条・第8条)
• リスク:🌑🌑🌑が「不適切」と判断した場合、会員登録を拒否・抹消可能です。
• 特に強い条文:理由の詳細を通知する義務がなく、損害に対する責任も負わないと明記。
3. 免責条項の強さ(第16条)
• リスク:🌑🌑🌑の責任は「故意または重過失がある場合」かつ「直接かつ通常の損害」に限られ、逸失利益・機会損失は対象外です。
• 実質的な意味:ほとんどのケースで損害補償を受けるのは困難。
4. クレジットカードに関する責任(第22条4項)
• リスク:クレジットカードのトラブルは「カード会社との間で解決」とされ、🌑🌑🌑は一切関与しないと明記。
• 注意点:不正利用・二重請求などが発生した場合も、🌑🌑🌑は対応しない可能性あり。
5. 返品・交換の条件が限定的(第24条)
• リスク:
o 外装や広告物の破損では返品不可
o 申請期間は到着から8日以内
• 注意点:商品本体に明確な欠陥がある場合以外、返品が認められない可能性が高い。
6. 会員ID・パスワードの利用責任(第10条)
• リスク:IDやパスワードが第三者に不正利用されても、利用者側の責任となる。
• 実質的影響:盗用されても自己責任になるため、管理を厳重に。
7. サービスの終了・変更に関する免責(第14条・第15条)
• リスク:サービスが予告なく終了・変更されても損害補償なし。
• 影響例:講座やデジタル商品などが予告なしに停止される可能性。
✅ 総合コメント
この利用規約は、🌑🌑🌑側に広範な裁量権・免責権限が与えられており、利用者側の保護がやや弱い構成になっています。一般的なEC規約と同様の範囲内ではあるものの、
• 返品条件の限定
• 会員抹消・強制退会の広範な裁量
• 免責条項の強さ
などにおいて、ユーザーは特に慎重になるべきです。
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とても参考になる。自分で無味乾燥な利用規約など読むのはご免だが、これなら読まずとも注意すべきポイントを知ることができる。
それにしても、他の「利用規約」もいくつか生成AIにチェックさせたのだが、ほとんどはこの通り、自分たちの利益を最大化するとともに責任範囲を最小化したものばかりだった。
知らぬは利用者ばかり、である。