2015年12月28日

落語の奥深さ

先日の「木村達也 ビジネスの森」は、ゲストに落語家の立川談慶さんをお迎えした。

噺家の方を番組のゲストにお迎えしたのは初めて。今回は、主に彼の『いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか』(大和書房)をもとにお話をうかがった。



ところで、たまた今夜、TBSテレビでビートたけしが立川談志に扮するドラマ「赤めだか」が放送されていた。
 
原作は、立川談春の同名の本。そのドラマで描かれた談志が実際の談志であるのなら、破天荒でいて思慮深く、独善的でいて繊細、我がままの固まりのようでいて誰より弟子想い。
 
個性とはこれくらいでなくては個性と言えないと思わせる、不世出の天才である。観ているものを笑わせる、ほどよい楽屋ネタも織り込んだ良くできたドラマだった。
 
番組内の選曲は、ポール・マッカートニー&ウィングスのアルバム Band on the Run から「Jet」 。