FMラジオ局で毎週土曜日の朝にやっている「木村達也 ビジネスの森」のなか、いつもゲストとの対談の途中でブレーク替わりに音楽を一曲かける。番組をスタートして以来、ずっとその選曲も僕がやっている。
当日のゲストや対談の内容をイメージしながら曲を選ぶのだけど、基本的には自分の好みのものしかかけない。最初のころは、自宅のレコード棚やCD棚から抜き出して収録スタジオに持って行ってた。ほとんどはオールディーズというかクラシックロック(ロックの古典)だ。それらは、自分を育ててくれたロックの名曲といってもいい。
2年近くそうした選曲をしていたところ、日経新聞から月一で連載している「ロックタイムズ」欄で話して欲しいとの依頼が来た。ロックとの出会い、そしてスプリングスティーンについて語って欲しいと。
ギャラはなし。だけど、受けたよ、それは。70年から80年代のロックについて話するなんて、最近なかったからね。普段、そんな相手は近くにいないし。
というわけで、出来上がったのが今年のクリスマス・イブに発行された以下のインタビュー記事である。
日本経済新聞 2015年12月24日夕刊 |