2015-12-24

「明日なき暴走」から40年

ブルース・スプリングスティーンの「明日なき暴走」がリリースされたのが1975年。今から40年前である。

あれから何度このアルバムを聴いたか分からない。もっとも多く針を落としたアルバムの一枚であることは間違いない。

FMラジオ局で毎週土曜日の朝にやっている「木村達也 ビジネスの森」のなか、いつもゲストとの対談の途中、ブレーク替わりに音楽を一曲かける。番組をスタートして以来、ずっとその選曲も僕がやっている。

当日のゲストや対談の内容をイメージしながら曲を選ぶのだが、基本的には自分の好みのものしかかけない。わがまま。

最初のころは、自宅のレコード棚やCD棚から抜き出して収録スタジオに持って行ってた。ほとんどはオールディーズというかクラシックロックだ。それらは、自分を育ててくれたロックの名曲といってもいい。

2年近くそうした選曲をしていたところ、日本経済新聞が月一で連載している「ロックタイムズ」欄で話して欲しいとの依頼が来た。紙面でロックとの出会い、そしてスプリングスティーンについて語って欲しいと。

ギャラはなし。だけど、受けたよ、それは。70年から80年代のロックについて話するなんて、最近なかったからね。普段、そんな話をする相手は近くにいないし。

というわけで、出来上がったのが今年のクリスマス・イブに掲載された以下のインタビュー記事である。

日本経済新聞 2015年12月24日夕刊