ネット上で見つけたある記事で、世界各地でのソフトウェアエンジニアの給料(ボーナス含む)が紹介されていた(出所は、https://www.levels.fyi/2024/)。
それによると、本年1月時点でのデータが示す世界各地でのソフトウェアエンジニアの年間報酬は、
サンフランシスコ地域 約4200万円
シアトル地域 約3800万円
ニューヨーク市地域 約3000万円
サンディエゴ地域 約2900万円
ポートランド地域 2800万円、である。
日本はというと、上記トップのサンフランシスコの3分の1ほどらしい。それでも1400万円だから、国内ではそれなりの高給取りの部類といえる。
だからなのか、少なくとも僕の周りではそうしたソフトウェアエンジニアたちが海外に飛び立ったという話は聞かない。
もちろん給料が高くても住む場所として安全ではなかったり、健康な生活が送りづらい環境であれば踏みとどまるのは当然。だが、上記の米国の各地がそれほどまで治安が悪く、住んでいるだけで健康を害してしまう土地かといえば、決してそうではない。
むしろ、日本の会社に勤めていたらいくら頑張っても届かないレベルの給与を手にでき、また日本とは違ったエキサイティングな生活を送れるかもしれない。
もし僕が腕に自信のあるソフトウェアエンジニアで団塊ジュニアより下の世代なら、さっさと今勤めている日本企業を辞めて渡米を考える。理由? それを考えない手はないからだ。
また、アメリカじゃなく欧州へというのもある。
チューリヒ 2800万円
ケンブリッジ 2100万円
ベルン 2100万円
ローザンヌ 2000万円
ロンドン 2000万円、である。
報酬は米国企業ほどではないが、いずれにせよ日本よりずっと高い。国内にいては得ることができない貴重な経験を積むこともできるはず。
こうした新天地へ行こうとしない方がおかしいくらいだと思うのだけど。