2021年4月10日

なぜここまで差が開いたのか

CNNのニュースによると、アメリカでは国民へのワクチンの配布数は2億3300万人分を超え、実際に接種を済ませた人数は1億8000万人を超えた。日本の総人口を優に超える数だ。

BBCでは、ワクチン接種をした英国人の高齢者たちがテニスを楽しんでいる様子が紹介されていた。一時はどうなるかと思われた状態は、急速に改善に向かい始めている。

中国でもワクチン接種の活動が積極的に展開されている。

ところが一方、日本では未だに医療従事者すらワクチン接種を受けることができない人が多い。これら彼我の違いをどう理解するか。悲惨の一言に尽きる。

日本は平成以来この30年間負け続けてきたが、現在の状況は日本の新たな敗北の始まりとしてきわめて象徴的である。