関東周辺で3人組に店舗などが襲われる事件が続いている。
NHKのニュースでその事件が取り上げられていたが、防犯カメラに写った犯行現場の映像で、なぜか押し入った犯人らの顔に「ぼかし処理」が施されているのが気になった。
せっかく防犯カメラに記録された映像で、犯人逮捕のための貴重な手がかりだ。押し入って犯行を働いているのは明らかで、その犯人はまだ捕まっていない。
であれば、少しでも多くの人にその映像を見てもらい、犯人についての情報が警察に寄せられるようにすべきはず。その犯人らの映像を放送するときに、肝心の顔にわざわざ手を加えてボカすのはなぜ?
顔にボカシを入れる一般的な理由は2つ。ひとつは、人権やプライバシーに考慮して。ということは、今回の場合、容疑者たちのプライバシーにNHKが考慮したのか。
ふたつめは、肖像権侵害で訴えらえないように手を打って。相手が誰であれ、訴えられないようにするため最大限注意を払っておくというのがNHKの習性。
あるいは、さらに考えられる別の理由としては、写ってる犯人が自分たちだからというのもあるな。
とにかく、NHKの報道局の人は、こうした見せ方を誰もおかしいと思わないのか。とっても不思議だ。