2015年7月5日

大学院生を子ども扱いしている

昨日は、この9月に大学院を修了する予定者の修士論文提出日だった。

僕が勤めている研究科は、3月と9月にそれぞれ修了式が行われる。9月に入学と修了が行われるコースは、全日制グローバルと呼ばれているプログラムなのだが、そこでは論文提出日に指導教授が学生の論文をとりまとめて大学の事務所に提出することになっている。

学生自らが修士論文を提出しようとしても、受け付けてくれないのだ。 なぜかそうした奇妙なルールがある。学生たちも不思議がっている。

知り合いの他大学の教授に話したら、ひとこと「甘やかせすぎ」と笑われた。確かにそうだろう。彼らは大学院生で、小学生ではないのだから。

対象となっている大学院生たちに失礼な気すらする。これまで何度か、なぜこうしたやり方を続けているのか担当に問うたが、これまでそうしてきたからという以上の説明はない。やれやれだ。