2010年3月12日

テレビの画面サイズについて

ソニーが今年の6月に3Dテレビを発売すると発表したという記事を読んだ。パナソニックやサムソン電子などは、すでにそれぞれの計画を発表している。

ところで、ソニーが今回、国内で発売するモデルの画面サイズは、40型、46型、52型、60型の4機種とある。が、僕には大きさのイメージがまったく湧かない。この型とはインチのことで、画面の対角寸法を指していることは知っているのだけど。

日本人で40インチとか、46インチとか言われてその長さがピンとくる人は一般的じゃないはず。しかも、テレビはモデルによって縦横比が異なる。従来型のブラウン管テレビは4:3だが、ワイドテレビは16:9。また液晶やプラズマテレビはまた微妙に異なっている。

ちなみに、僕は自分がいつも見ているテレビが「何型」か知らない。テレビ本体にはそんな数字は書いてないし、なんせ10年以上前に買ったテレビのこと。だから、40型とか言われても、それが自分がいつも見ているテレビより大きいのかどうかも分からない。

もっと日本人に分かりやすい、直感的な基準を作れないだろうか。たとえば、日本人なら誰でも知っている郵便はがきを単位に表現したら親切かもしれない。はがき何枚分かといわれれば、僕たちには何となく面積のイメージが湧いてくる。

はがきの縦と横の寸法は、148ミリx 100ミリ。面積は148 平方センチ。例えば16:9比の60型テレビの画面サイズは、ほぼ67P。つまり、郵便はがき67枚分の画面サイズ。PはPostcardのこと。どうだろう。