2009年12月28日

タダは高くつくか

スケジュール管理とその記録のために7年間ほど使っていたロータス・オーガナイザーからgoogleカレンダーに移行して1年ほどになる。

予定の管理は紙で行っているので、デジタルで行う主たる目的は行動の「記録」である。人と会った日時や場所などを調べるとき、紙の手帳だと結構大変だが、デジタルだと瞬時に検索できる。

ところが、グーグル・カレンダーの検索機能がうまく働かない。ネット上で検索してみると、どうも数ヶ月前から「おかしい」らしい。多くのユーザーが問題の現状を書き込み、グーグルの対応を期待するとともに、その対抗の悪さ(対応のなさ)を嘆いている。検索機能が働くなって困った僕も同じ。

これが有料のソフトなら、ユーザー側の取る方策はあきらかだ。サポート・センターに電話をするか、メールを送って「至急対処せよ」と命ずることになる。ところでが、こいつ(google カレンダー)はタダときた。「何とかせよ」と顧客づらできないだけでなく、どこに連絡していいかすら分からない。困った。

以前のデータを含め、これまでの8年分の行動記録がこのアプリには記録されている。もし、なにかの拍子にサービスが停止されたら、どうしようか。文句は言えても、タダなんだから強制力はない。古来、「タダほど高いモノはない」と言われるが、そうならないうちにデータのバックアップが肝心。