先月半ば、近くの年金事務所を訪ねて年金受給のための手続きをしたが、その際その時点では何点か不明なまま残っていた点があったので、それらを確認のために電話をかける。
そうすると音声案内につながり、指示通りボタンを押すと「年金ダイヤル」という相談センターに回線が繋がった。
不明点が明らかになれば相手機関がどこでもいいので、出てきた相手に基礎年金番号を告げる。それを相手が知らなければ状況の確認はできないと思ったから。
すると、まず要件を言えと。ならばとこちらの要件を伝えると、基礎年金番号を言えと。「さっき言ったじゃないか」との言葉を呑み込んでもう一度伝える。
「本人確認をします。そのため6点お訊ねします」という。ああ、金融機関なんかとの通話の際にいつもやらされるアレである。が、普通は4点確認なので、2つほど多い!? 面倒くさい。
プラスαの2点は、配偶者の名前と誕生日だった。だが、なぜ配偶者のことを聞くのか。しかも、僕が「フルネーム」を答えているのに、「配偶者のフルネームは?」と訊いてくる。
「フルネームですか」と僕。「はい、奥様のフルネームです」と相手職員(のちに職員ではないことが判明するが)。
ふと選択的夫婦別姓のことが頭に浮かび、特殊法人日本年金機構はひょっとして選択的夫婦別姓を支持しているのか訊いてみた。
しばしの沈黙の時間。明らかに回答に困っているような様子。「事実婚という関係で、苗字が違うというケースもありますから」と言ってきた。
そりゃそうだろうけど、だがそうしたことと僕の年金支給額が関係するかというと、関係しない。日本年金機構 の老齢基礎年金と老齢厚生年金は、受給者本人の加入記録・報酬額・加入期間によって決まるもので配偶者の現在の収入や所得によって減額されることは通常ないのだから。ましてや事実婚は話の筋から完全に外れている。
なので、あらためてなぜ配偶者のフルネームを確認するのか訊ねたのだけど、結局「そうするようになっているので」としか答えが返ってこない。
埒があかないので、あなたは日本年金機構から仕事を受託しているコールセンターの方ですかと訊ねたら、すんなり「そうです」と。自分たちは与えられたマニュアル通りにやっているだけなのですと。
なるほどね。最後に年金機構本部の連絡先を尋ねたら、知らされていないと言われた(本当かどうか分からないが)。