2013年11月13日

規制という幽霊

今週末から英国の学会に行く予定である。場所は、南ウェールズのカーディフ。そこから40キロほどのところに、古い友人の家がある。一度彼の家を訪ねたいと思っていた。そこで、近くの駅に着く電車の時間やら連絡するためにスカイプで電話をした。スカイプでの通話は課金はされるが、ほとんどタダみたいな料金なので助かる。

ただし、スカイプ電話の発信番号通知サービスが使えない。相手にこちらが誰だか知らせるためには必要だ。スカイプは日本語サイトにそのサービスの案内は載せているのだが、実際は利用できない状態になっている。(http://www.skype.com/ja/features/?intcmp=SN-Header#calling)

調べてみると、世界で日本とメキシコだけがそのサービスを利用できないようだ。なぜかと疑問に思い調べたところ、ユーザーフォーラムでスカイプのスタッフらしい人が以下のような書き込みをしているのを見つけた。
すでに対応しなくなって6年ぐらい経ちます・・・・・対応のできなくなったのは、日本の規制のせいですので難しいですね。

コストを度外視すれば可能なのですが、普通の電話からかけた方が安くなるという使えないサービス内容を回避するために、未対応はしばらく続くと思います。
詳細は分からないが、ここでの「日本の規制」って総務省の規制だろうか。国民の利便性を犠牲にして日本の通信会社を守るためのもの・・・?