2010年1月20日

銀行のマーケティング戦略


今週の「顧客関係性マネジメント論」は、元新生銀行マーケティング部部長の福田さんが来てくれて、銀行のビジネス(とくにリテール)にいかにマーケティングの新風を吹き込んだかについて語ってくれた。

話を聞いていて僕がまず感じたのは、もとLVMHにいた彼女をキャスティングした同行のマネジメントの判断の潔さである。選べる32色のキャッシュカードの導入など、銀行業界にどっぷり浸かった専門家には絶対にできなかった大胆勝つ緻密なマーケティング戦略を立案、実施した手腕は特筆される。

しかも彼女たちが実施したマーケティング活動のベースには、顧客や業界の種々のデータの分析が必ずあった。ロジックをきちんと磨いた上での跳躍。マーケターとして当たり前といえば当たり前だが、そうした当たり前のことを当たり前に行うのが、いかに難しいことか。

今回は、WBSの学生たちへの講演のため香港から一時帰国してくれた。感謝。