2024年6月5日

過ちを改むるに吝かにせず

以前書いたANA国内線の「24時間前通知メール」について、全日空から返事があった。 

そもそもは、搭乗日の前日に全日空からメールが届き、そこに記されたチェックイン情報にターミナル番号が記されていなかったので不思議に思ったことに端を発している。

そこにはフライトの日付、便名、区間、時間、予約番号、ターミナル番号、確認番号の項目が示されているのだが、なぜかターミナル番号の欄だけブランク「-」になっていた。 

ターミナル番号の項目があるのだから、そこに本来は番号が示されているはず。記載していない理由を航空会社に訊ねたところ、一週間以上経って、社内で確認するために日数がかかってしまったという前口上につづき、「エラーなどではなく、それが本来のメールの仕様」であるとの回答。

不記載にしている理由を尋ねているのだが、それについては未回答なので再度質問した。

返ってきた回答は、 

ターミナル番号については、最終的に
オンラインチェックインをお済ませいただきますとQRコードと一緒に画面に出てまいります。
すべての客が事前のオンライン・チェックインをするものと考えているようだ。先の「24時間前通知メール」と彼らが呼んでいるところのメールでターミナル番号だけを未表示にしている理由については依然として不可解なままである。

また、こんなことも。
実際に搭乗時される際にご覧いただく
画面にターミナル番号があるため
その事前メールである「24時間前通知メール」の
ターミナル番号の記載が「-」という点に
ついては着目されていなかったと思慮致します。

搭乗するにはそのためのターミナルが分からないとダメなのでは。意味がわからない。

そして、メールの文末に、

また、誠に恐縮ではございますが、このメールの
送信アドレスは送信専用でございます。
返信いただいても対応はいたしかねますので
どうかご容赦いただきますようお願いいたします。

これ以上言い訳が続かないと思ったからか、やり取りを遮断してきた。

ちなみに、彼らがいう「送信専用のアドレス」というのは、実際は送信専用ではない。それまでメールのやり取りをしたスレッドが残っている。利用者を遠ざけるための方便としてウソを言っている。