2010年4月15日

ひさびさに武道館へ

キャロル・キング&ジェームス・テイラーのコンサートが日本武道館であった。客層は思った通り、僕と同年代かあるいは上の世代が中心。周りには、ブリーフケースを抱えた会社帰りのサラリーマンが多かった。そうした多くの人たちは昔音楽をやってたのかもしれない。意外にリズム感やノリがいい。

演奏曲は、ほとんどが60年代から70年代の曲。懐かしい。こうしたコンサートが好ましいのは、全体的に音楽をじっくり楽しみたい客が多いこと。だから、すぐに立ち上がったりする迷惑な客が少ない。先月行ったジャクソン・ブラウン&シェリル・クロウのコンサートも似た印象だった。こちらはこの3月末で長年のホール営業を閉じた新宿の東京厚生年金会館だった。そのあとには、大手家電量販店が出店することが決まっている。文化イベントの拠点がまたひとつ無くなった。