ベルリン在住の作家である多和田葉子さんが、ドイツの公共放送局(ZDF)が3・11後に製作した「フクシマの嘘」と題された番組について書いていた。
YouTubeで探したら、幸いなことに日本語字幕付きで掲載されていた。
福島の原発で、東日本大震災後に何が起こっていたのか。それらのなかで何が我々に知らされ、何が知らされなかったのか。知らされなかった多くのことは、未だに隠されたままだ。
あらためて実に悪質な東電の姿勢に呆れかえる。自己保身の塊であり、形を変えたある種のテロとも言える。
そして日本には「原子力ムラ」という、とんでもない奴らが跳梁跋扈している。